北回帰線(6)について

恐怖新聞(4)です。

鬼形の通う中学校では不幸の手紙が流行っていた。
その人気に便乗し、クラスメートの中岡は悪乗りしていたずらを始める。
しかし、つもりつもったうらみの念がタタリとなり、逆に中岡自身を襲い始める。
そんな時、なんと恐怖新聞が救いの手を差し伸べて…?有名なプロ野球選手が次々と怪死を遂げるという恐怖新聞の予告が現実となり、騒ぎに巻き込まれた鬼形。
それはチームに恨みを持つ女の「丑ノ刻まいり」の呪いが原因だった。
最後の選手が殺される予告の日、鬼形はスタジアムでそれを止めることができるのか?知り合いの新聞記者が、鬼形に取り付いた霊を払えるという霊能者を見つけてくれた。
しかし恐怖新聞には、その戦いは血みどろのものになるだろうという警告が…。
それでも鬼形は一縷の望みをかけ、霊場のお堂にこもることを決意する。
宇宙人とコンタクトの取れる女性、エリナ松岡(1〜2巻参照)と再会した鬼形は、恐怖新聞の記事どおり空飛ぶ円盤の着陸を目撃してしまう。
中から出てきた異形の宇宙人にムリヤリ円盤に連れ込まれた鬼形は、そこで信じられない様な恐怖を体験する。
すでに何十回と恐怖新聞を読まされ、数十年は寿命がちぢまってしまった鬼形。
生きるために再度除霊を決意した鬼形は霊能者・小泉香具耶とともに戦いを挑む。
しかし悪霊が最後の力を振り絞りポルターガイスト現象を引き起こし、鬼形を中に残したまま霊洞は崩れ落ちる…。
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